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シルバーデモクラシーのパラドックス

2017.02.08.20:38

社会の見方私の視点 「シルバー・デモクラシーのパラドックス」(財)日本総合研究所 理事長 寺島実郎を聴いて

ぼんやりしていたものがはっきり見える様になったので自分の為にもメモした。

最近少子高齢化、シルバーデモクラシー等と当たり前の様に言われている。
人口が1億人を超したのが1966年(昭和41年)でその頃は65歳以上の人口は約700万人(7%)であった。
それが2008年、人口は1億2800万人でピークを迎え
2050年前後に1億人を割る予想で、その時に65歳以上の人口は約4000万人(40%)。
同じ1億人に戻るのでも異次元の高齢化で中味が全然違うのである。

そこで何故シルバーデモクラシーと言われるかと言うと
人口の4割のシルバー。
投票年齢を18歳に引き下げても有権者人口の5割を占めると言う事。
更に高齢者は投票に行き、若者は投票に行かない傾向が延長されたとしたら、有効投票者の6割を占めるここにシルバーデモクラシーのパラドックスが見えてくる。

老人の老人による老人の為の政治でいいのか?

この事は日本だけじゃなくて世界的なテーマでもある。
例えば昨年の衝撃でもあったイギリスのEU離脱の国民投票。
43歳以下の若者世代の人の投票はEUに留まるべきだに支持した。
一方43歳以上でどんどん高齢者になるほどEU離脱に投票した。
若い人達の方が未来に大きな長い時間責任を持っているのに対し、高齢者が若者をよってたかって羽交い絞めにしてEUから出て行く事にした様なもの。

アメリカの大統領選挙も世代別の投票傾向の分析をすると、若い人ほど究極の選択ではあるけれどトランプを拒否した。
世代間のギャップの事をシルバーデモクラシーのパラドックスと言う。

背後にある構造の一つとして欧州で指摘されているのは、分配のパラドックスである。
現役世代が額に汗して働いている人の平均年収と、高齢者層の平均年収がほぼ肩を並べている。
そんな国がものすごく多い。
福祉の徹底と言う事もあれば、金融資産の大半を高齢者が持っていると言う事もあり、金融資産からの実入りが高齢者ほど多いと言う事もある。

実は、日本でも金融資産の7割以上を高齢者が持っている構造になっている事が、意思決定に大きく投影している。
その日本を例に高齢者の分析をして行く時に、
都会の高齢化と田舎の高齢化は質が違うと言う事に気付かなければならない。

都会の高齢化と言うのは、戦後の日本は特に首都圏、大阪、名古屋にも言える事だが、大都会に人口を集中させ産業力を高めて復興・成長と言うプロセスをさせてきた。
東京を例にとると国道16号線沿いに団地・ニュータウン・マンションという群れを作った。
千葉・埼玉・神奈川と取り巻くように。

団塊の世代と呼ばれる戦後生まれの戦闘世代がここへきて急速に高齢世代に入って来た。
その事によって急速に高齢化が進んだ。
団地・マンション・ニュータウンで核家族だったのが、夫婦二人か単身かと言う流れの中にどんどん入って来た。
コンクリートブロックの中に閉じ込められた独居老人の流れに吸い込まれる様に向かっている。

一方、田舎の高齢化は、至近距離に一次産業の農業がある。
参画できる物がある。
体力気力に応じて高齢者と言えども参画して貢献していると言う事が描き易い。
都会の高齢化はいったん仕事を失って、組織と労組を無くすとどんどん精神的孤独感を高める。
やる事がない。

これから日本が抱えていく課題として、都会の高齢化社会をより参画して世の中に貢献できるような、高齢化の受け皿を社会的にどう作るかと言うのが大きなテーマになってくる。
シルバーデモクラシーを不健全なものにしない為の大切なポイントになる。

移動と交流とか、そう言うのが大変重要になってくる。

この人の話は説得力があり、聴いて何故かすっきりした。
理由は、60歳で定年の時に、再雇用されるべきか否か少し悩んだ。
当時、親父が認知症になって一年余り経っていた。
普段の生活を思うと、きっぱり退職の道を選ばざるを得なかった。
まだやる気があったから、家庭菜園で満足せずにプロの農業者になろうとおもった。
それが「認定農業者」と言うレッテルである。

SNSを発展させて、交流しながら農業をしようと考えた。
初老の時に国際交流を思いつき、還暦の時に交流農業を思い付いた。

IMG_3485_2017012221335873f.jpg

人生時々、遠くを見る事が必要だった様だが、私は意識して先を見たわけではない。
たまたま偶然その時に興味のある事に取り組んだだけ。
過去の事は今になって取り返しがつかないけど、自分にしてはベストな道を選んでしまった。

スローガンの交流農業、大切に実践して行こう‼️

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えびす農園

Author:えびす農園
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ここまで8年。
定年帰農がなんとか軌道に乗りました。
息子のレストランも皆さんのお陰で1年経過しました。
直売所やレストラン向けに多品種で美味しい野菜の提供を。

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